第2章 ストリーム API の使い方
まず、プログラマーの皆様に訴えたいのは、ストリーム API とはラムダ式を活かすために導入された Framework であるということ … 怒り新党の新三大みたいだけど
もしラムダ式だけなら、Comparator
やFileFilter
やActionListener
が手軽に書けるぐらいである。
Generics も Collections Framework が全面的にサポートしたから、これだけ普及した。
ラムダ式とストリーム API の関係は、Generics と Collections Framework の関係に似ている。
では、ストリーム API とは何だろうか?
とでも言えばいいだろうか。
ストリーム API は、
- データの源(
Stream
インターフェース)から始まり - 複数個のフィルター(
Stream
のメソッド)をパイプラインで繋いで - 最後にフィルタリング結果を収集(
Stream
のメソッドとCollector
インターフェース)
ストリーム API が凄いのは、データの源を簡単に並列化でき、操作のスケジューリングをライブラリに任せることができる点である。
そしてストリーム API を使いこなすには、関数型インターフェース(ラムダ式)に慣れ親しんでいなければならない。